今日、4日はある花屋の面接らしきものに行ってまいりました。ちょー緊張でした。で、何とか無事に、落ちました・・・。
でも、ネガティブな言われ方じゃなく、「まずはドイツ語をね・・・」って感じです。
昨日は、ドイツの花屋で働いている人に会う事ができ、いろいろ教えてもらいました。
ドイツの花屋は、『マイスター』と『フローリスト』の2種類があるそうです。この2つは段階を経て成るもので、まずは、『フローリスト』になり、
そして『マイスター』の順です。また、ご存じの方も多いと思いますが『マイスター』っていうのはどの専門職にもあって、すごく地位の高い人です。
もう少し詳しく言いますと、『フローリスト』になるためには、まず、3年間の実務経験が必要だそうです。そして認定試験を受け、それをパスして初めてなれます。
それからさらに3年以上の経験を積むと、『マイスター』の道につながる『マイスター学校』の入学が可能になるんだそうです。
当然、入学試験もあるし、それがまた、たいへん難しいそうです・・・。
私が行こうとしている学校は、『マイスター』を目指す学校らしく、「そりゃ、すぐ入れてくれんわな!」って感じですよね。
で、今いる私の位置は、そんな学校からもほど遠いわけで、このまま普通に暮らしてたら“あっ”という間に、経済的に限界がきそうです。
なので今度お掃除おばさんやってきます。ドイツ在住の日本人のお宅へ一週間に一度、掃除と洗濯と料理をしに行くんです。
はじめは「ドイツまできて同国人からお金取るなんて・・・」って思いましたが、「でも需要と供給が成り立ってるし」って思いひき受けました。
この前、“ドイツ人コンパに期待大!”の私でしたが、たいへん“とほほ”な結果に終わりました。どうやら私はドイツ人にモテる顔じゃないみたいです!!
友達は、「今度ほかのとこで会おうよ!」って言われたりしてたんですが、なぜかわたしには、
「じゃぁ、ばいばぁ~~~~い!!」で終わってしまいました。めっちゃ、ショック・・・。
そんな毎日ですが、楽しくやってます。
日本はたいそう暑い毎日だそうですが、こっちは雨が降っいて寒いです。涼しいとかじゃなくって、寒いんです。
気温は多分13度前後くらいかなぁ・・・。このあいだなんて、電車乗ってるドイツ人が、薄手のコートとか皮ジャンとか着ててびっくりしました。
もう7月なのに・・・。
でも、こっちは、そもそも衣替えとかがないそうで、寒いときとか、あっつい時とかいろいろだそうです。
気温差が激しく体調がおかしくなりそうですが、今のとこ、風邪もひいていません。友達はひいてたりするんですけどねぇ・・・。
やっぱり、○○は風邪ひかないのでしょうか・・・。
花屋探しの毎日ですが、今のところ朗報はありません。面接行ったり、
問い合わせしてみたりの日々です。ドイツもあまり景気は良くないみたいで、
私のような外国人の見習い希望者は大変だそうです。
このあいだ、私が行こうとしている学校に、今年から通う事になった東京の男の人と知り合いました。
その人は、まったく私と一緒の条件で、2年間の見習をしてきた人です。とても感じの良い人で、いろいろと教えてもらいました。
こっちに来てからも、いろんな人との出会いがあって楽しいです。
みんな、かなり夢持ってるし、頭イイし。刺激されますね。そして、私も勇気がでます。
聞いてください!
今日ある花屋へ面接に行ってきたんですけど、なんとそこで雇ってもらえそうな感じなんです!!
まだ本決まりではないし、かりに決まったとしても私は外国人なのでビザなどのややこしい問題が残ってますが、うまくいけば特派員としての役割がやっと果たせそうです!
すごく嬉しいです。本当に嬉しいです。でも、あまりうかれていると、落ちた時のショックが大きいのでほどほどに喜んでいます。友達とも、ちゃんと決まってから赤飯炊こか!っていってます。
最初は、掃除&ごみ捨ての毎日かもしれないけど、お花の仕事となればやる気満々ですよ!
ただ、もうひとつ問題があって、もしそこに決まり働けるとなると、2年だった滞在予定が延びるんです。
それはそれで、私はいいんですけど、両親がなんと言うか・・・って感じです。
ともあれ、いっちょ、頑張ります!
今回は、夜景バージョンを送ってみました。どうでしょう?凱旋門です。
少し前の6月29日の日記にでてくるお気に入りの花屋の名前ですが、
ルリタマアザミのディスプレイのとこが、“BAHLMANN(バールマン)”です。
これは、人の名前です。
バールマンっていうマイスターの方のお名前がそのまま店名になっています。
もうちょっとドイツ語がしゃべられるようになったら、カタログくらいもらえるようにがんばります!
私の面接ですが、一応見通しはたったものの、何せドイツはビザにうるさくて、まだはっきりとは言えません。
それではまた、夏バテなどにはお気をつけて!
こっちは、寒くて風邪ひきそうです。毎日の気温が15度前後なんて、夏の感じじゃないですよね!
写真では、どうしても平面的にしか捉えることができず、理解しづらいかもしれませんが、実際見ていると、当然のことながらどの作品にもかなり計算されたバランスとか、花の流れみたいなのがあって・・・、う~ん、どう表現したらいいのやら・・・。作品には、ひとつひとつ解説が付いています。 たとえばニゲラの作品では、“風が吹いた後の花の姿形・・・”ってな感じのが。ちなみにこの作品は、風向きなんかが計算され尽くした作品だなと私は感じました。
一見生け花風なものもありました。
オアシス(注:花を固定するためのもの。スポンジ状で形状形態は全く異なるが剣山みたいな役割を果たす)は一切使っていなくて、石とか、ネットとか、砂とかで花を止めていました。
最初の感想は、哲学的で難しいなぁ・・・だったんですが、解説なんかをきいてるうちに、もしかしてこれは「自然そのものじゃないのか!」って思えました。
作品のイメージをつかむための、絵画で言うデッサンのようなモノなのかどうか分かりませんが、このように、最初、模型なんかを作ってそれを花に挿しかえてみて、作品にしているのもいくつかありました。
こういったものは、あまりドイツっぽいイメージじゃないかと思いますが、この学校はそういった趣向だそうです。
今回の展覧会を見て、ひとくくりにドイツ風といっても、なるほどなと思わせるものから“えっ?”と思わせる不思議なものまでさまざまで、とても幅広いことに驚きました。ドイツのデザインにもいろいろあるもんですね。そして改めて感性の違いを認識しました。
こんちは!
ここんところ、ビザの件や仕事、学校の事で動き回っていて少しばたついています。もう一押しで、ドイツでの修行ができそうなので頑張ってます。
今日は、花の品種名の本を買いました。ラテン語の特訓のためです。日本円で7000円位したので、かなり痛い出費です。ガ~ン!!
で、家に帰って早速見てみたところ、写真ではわかる花が、名前(当然ラテン名)見たら、わかんなくなるんです。「なんて書いてるんですか?」ってかんじです。でも、ドイツ語の単語よりは覚えれます! 同じアルファベットなのに不思議です。
さて話変わって、先日、お店からご質問のありました、「ドイツではオアシスを使用しているのか?」の件ですが、ドイツでも使ってます。日本の店と同じようにつかってますよ。ただ、ブーケにはあまりホルダーを使わないみたいです。ワイヤリングか、ナチュラルステムですね。
テクニック的なことも含めて、こういった日本とヨーロッパの違いみたな事も、わかり次第いろいろ書いていきたいと思いますので、期待しておいてください。また、色々なご質問にも可能な限り
対応したいと思いますのでどんどんメールください。
注:昔の話です。
今週は、少しバタバタしてます。
理由は、下宿先の大家さんの息子さんが7月30日に結婚しはるんですけど、その、花装飾をまかされたからです。
教会や車の飾り付け、ブーケ、ブートニア、テーブル、それと、すっごくかわいいゴールデンレトリバーがいるので、その犬の花の首飾りも作ろうと思ってます。
でも、よく考えたら、全部一人での作業なんですよ! 今ごろ、「一人でできるのかな・・・」ってちょっぴり後悔してますが、近所の森に行くと、創作意欲がわくものがゴロゴロあるので大丈夫でしょう。これはどうかとか、あれはどうかとかで、いま、私の部屋はアトリエ状態です!
ビザの件はまだまだはっきりしそうになく、いまだ不安な毎日です。とりあえず、面倒見てくれそうな修行先の花屋(予定)さんは見つかってはいるものの、ビザが下りないことも十分に考えられるので、パスポートのビザのシールが張られるまでは心配で心配で・・・。
明日は、その修行先の花屋(予定)に行って結婚式のアドバイスをしてもらいにいきますが、ドイツ語でうまくコミュニケーションがとれるかちょっと心配です。なんせ私はまだ、2歳児レベルの語学力なんで・・・。ごくごく簡単な事柄や、知ってる花のことすら伝えられなくって、毎回ほんとうに歯痒い思いをします。
言葉ができない、通じないっていうのは今までの経験では言い表せないほどの悔しさですね。ドイツ語難しいです・・・。
まあ、気を取り直して明日から結婚式の準備を本格的に進めます。まずは、森に行って、植物採取ですね。このごろはいい天気なので気持ちいいです。