こんにちは、みなさま。
梅雨の真っ只中いかがお過ごしでしょうか?
日本は、むさくるしいのでしょうね。その点、北にあるドイツは北海道のような梅雨なしのさわやかな天気が続いています。
なんて、いやみな・・・。
でもね、こっちはこっちで、いろいろとあるんですわ。
まず、電車&バスなどに冷房がない!!
運賃が高い電車とか、国境を超えて走るものにはついていますが、たいがいは自然です。
冷房の冷えに弱い私はある意味、だいぶ助かっているのですがねぇ・・・
じゃあ、何があかんかって?
それは、ニオイです。
鼻は風邪とかには弱いけど、ニオイには敏感でよくきく鼻なので、“地下鉄やバスなどの車内のニオイ!”これには耐えられない日々だったりします。
なぜ、外国の人はみんな気にせぇ~へんの?
「あんたら、それいくらなんでも、わかるやろ・・・」って。
本気でそれが常識になっている人に出会うと、もう、1日むかついたりします。「なんて、運の悪い1日や・・・」ってね。
まぁ、そんなこんなで、私はどこにいても文句ばっかり言っています。
幸か不幸か、ドイツに来てから、花粉症になりました。
あまりひどくないけど、ここ2ヶ月近く鼻がスッキリでいられた事はないですね。
だから、少しは免疫ついてるかもしれないけど、鼻ばっかりかんでる私も辛いっていえば辛いです。
近所のスーパーの鼻紙、ほとんど私が買い占めていたりという、うわさも・・・。 彼氏も、家に行くたびに鼻紙を忘れずに買ってきてくれているみたいで、そっと、かばんの中に3つも4つも入っているのです。
“あんた、鼻紙とハンカチもったん?”って小学校時代の母のようですわ。
そう、今回のお題はPART2と題し、続きなのですが、PART1を書いたのが1ヶ月以上も前だったので「あれ、なにこれ?」と思われるかもしれませんね・・・。 でも、5月分に“1”があるので・・・ってここに書くようにします。
3ヶ月の予定で語学学校に通うためドイツに再び飛んでった私は、ドイツの南の都市ミュンヘンに滞在しました。
理由は、その以前に調べていた花の学校“ヴァイエンシュテファン”がここの近くの郊外都市にあることを知ったからです。電話で大使館の人に“フライジング”って街はドイツのどのへんですか?ってな具合に。
で、ミュンヘンへと決めたわけですが、そこの語学学校で運命的な再会がありました。
というのは、大阪でドイツ語の学校にいっていた頃の同じクラスで音楽留学を目指していた子が同じ時期にミュンヘンへと来ていたのです。
日本のときは一言もしゃべらなかったのですが、顔見知りの私たち、慣れない外国で仲良くならないはずがないでしょ?
最初は、“えっ?!”ってかんじでびっくりするだけだったのが、またも、寮での二度目の偶然の再会で一気に距離が近づき、お互いドイツに来て勉強したいってことがわかり、二人で家探しを始めたのです。
当時の私たちはドイツ語全然わかりません!笑顔だけが取り柄です!!な日本人で、それでもいろんな人達の協力のおかげで今の家を見つける事までに至りました。それは、もう、私の滞在が終わりに近づいた日のことでした。
“これは、神様がドイツに来なさい!”っていってるんやわ!なんて、物事都合良く信じる私は、日本の親に、
“ドイツで家見つけたから敷金分悪いけど、振り込んでくれへん?”と電話をしました。
もちろん母は“あんた、何考えてんの?いいかげんにして!!”状態ですわ。
でも、確か、テレフォンカードがなくって“またかけなおすし、とりあえずお願い!あとで返すし!” って、一方的に切った私です。
こんな娘、いやでしょ? 私も親やったら嫌ですわ。
で、強制振り込みまでさせてしまい、ドイツに住む家を確保した私は、日本に帰って、節約節約の日々を送る事になるのです。
当時住んでいた家は親戚のカレー屋の2階に住まわしてもらっていたので、ご飯は、いつもカレーでした。
慣れてくると朝ご飯カレーとかもいけるようになり、自分でも、「私はインド人」!なんて思ってましたね。
友達とかには、“最近、黄色なったで!”とか、“カレーくさい!!”とかいろいろ言われましたけど。
でも、それ、インド人に失礼!!
で、メリーさんとこで働かしてもらっていたわけです。
今思えばその3ヶ月が貴重な期間だったように思います。
もしかりに1コース期間でもずれたり、行っていた都市が違おうものなら、今のここの私はいないはずなので、つくづく人と人との出会いを不思議に思いつつも、感謝しています。
それ以降は、日記の最初につながっていくわけですが、ここまで自分では一生懸命書いたつもりですが、今になってあまり他人へのアドバイスになっていないような気がして参りました。
どうしたものでしょうか?
私は、あまりにも無計画、無鉄砲、コネなし、お金なしで来てしまったので、いまだに、ドイツ語が・・・とか、お金が・・・、とか言っているのかもしれません。
それを読者のみなさまには間違ってもオススメしないので、これはあくまでも、極端なケースとして、参考程度に読んでいただき、“私はもっと計画を練ってから!”とか、“ドイツ語も勉強しなくっちゃ!”とか、私みたいにはならないようなドイツ行きを目指していただけたら、幸いです。
そんな私なので、今日の晩ご飯でキューピーのマヨネーズが底をついた時、日本で買いそびれた自分を激しく責めたりもするのです。
それでは、また。
私、エモリミエのドイツでの生活も「あっっっ!!」というまに1年が過ぎようとしています。
こっちは、7月が学年末で学校も何もかも今が年度の締めくくりの時期になっています。
一学年のうち半年くらいは毎週のようにあったテストに必死でしたが、そのテストも終わり、みんな夏休みのことで頭がいっぱいのようです。
私は・・・そんな事いってられるはずもなく、お金もなく・・・
せいぜい、彼や友達とビアガーデンに行って、
“うまいなぁ~~~!ドイツのビ~ル!!”
っていってるくらいのもんですわ。
心配された学校の成績ですが、なんとか最後のほうは、2・3などのかなりの好成績を残す事ができ、みんなに「よく頑張ったな!」って言われました。
一番最終のテストでもあったみんなの前での10分間のレポート発表は
おおまけにまけて“1 !!”みたいな。
先生ダンケシェーン!!(ありがとう)です。
まぁ、とにかくエモリミエ、こうしてなんとか無事に1年を終える事ができ、みんなに感謝している毎日です。
そう、忘れてはならないお花の情報ですが、最近のわが店の様子といえば、今はちょうど一年のうちでヨーロッパが一番きれいな6・7月、それにふさわしく花では満開のバラが数多く並んでいます。
うちのシェフはバラ好きで、いろんな珍しいのをいれてくれます。
その中のかなりのお気に入り イングリッシュローズたちを今日は写真で送りますね。
もともと、(こんな事言うのもなんですが)みんなが誉めるほどバラという花に対して特別な感情がなかった私。
「バラよりも、桜やろ!、梅やろ!」とか、ってなかんじで・・・。
よく、いろんな雑誌の特集で
“やっぱりバラ!!”とか“世界の愛すべきバラたち!”とか“花の女王!!”
なんてキャッチフレーズを見ますが(見いひんって?)、いつも「なんでそこまで、バラだけが特別??」なんて思ってました。
でも、人間ってちょっとしたきっかけで変わるものですね。
今となっては、
「シェフ、これはきれいやわ」
って素で大絶賛の日々です。
自分でうちのシェフにしかも、この日記上で大絶賛するのもどうか?ってなとこですが・・・。
でも、写真ではなかなか細かい色合いや雰囲気がでていないかもしれませんが、このバラたちは、ニオイなんかも含めて
“バラは女王です!”
って思えるくらい本当にきれかったですね。
時期的なもので、長くても一ヶ月の間くらいしか入ってこない「来年までさようなら・・・」の品種もあるのですが、う~ん、エモリミエも今更ながら少し 、“バラの虜”・・・。
すいませんメリ~さん、こんなバラに対して特別な愛情がなかった私などが、半年も働いていまして・・・。
日本はやっぱりどこよりも海外のモノや情報が入るから、もしかしていくつかすでに日本に入荷されている (※注1)かも知れませんが・・・その場合は、
“エモリミエのドイツ滞在日記”
ってことにしていただき、“欧州最新花情報!”っていうのは消してください・・・。
「最新ちゃうやんけ!」でしょ・・・まったくねぇ~。
今回は久々に写真を送りましたね。
日本の夏は“アツ&ムサ苦しい”でしょうが、体に気をつけて頑張ってください。
では、また。
(※注1)エモリ様、いつもお疲れさまでございます。
さて、誠に申し上げにくいのですが、今回ご紹介していただいたイングリッシュローズのいくつかは、日本に入荷されているどころか当店にたまに入ってきます。まぁ、季節のモノなのであなたが当店在職中に巡り会えたかどうかは定かではありませんが・・・。
こんにちは、みなさま。
私、エモリミエのドイツでの生活も「あっっっ!!」というまに1年が過ぎようとしています。
こっちは、7月が学年末で学校も何もかも今が年度の締めくくりの時期になっています。
一学年のうち半年くらいは毎週のようにあったテストに必死でしたが、そのテストも終わり、みんな夏休みのことで頭がいっぱいのようです。
私は・・・そんな事いってられるはずもなく、お金もなく・・・
せいぜい、彼や友達とビアガーデンに行って、
“うまいなぁ~~~!ドイツのビ~ル!!”
っていってるくらいのもんですわ。
こんにちは。みなさま。
そろそろ梅雨も明けたことでしょう。いかがお過ごしでしょうか?
ドイツは先週夏模様でしたが、先日の日曜日の雨以来、寒い日々です。
寒いって、あんた夏でっしゃろ!
いやね、でも、本当に寒いのです。
朝の気温、11度とかですよ。セーター着ないといけません。
おかげで体調も崩れました。
まぁ、それはよしとして。
先週、私は地下鉄で痴漢に会いました。
ドイツに痴漢がいる!なんてこと聞いてなかったので(もともと、電車も日本みたいにギュ~ギュ~ではないし…)、信じられない話なのですが、どう考えてもあれは痴漢で、気づくのが遅れた私はまるまる一駅分、触られ放題だったかもしれません。
恥ずかしい話ですが、ここまでマヌケな私もどーしたもんでしょうか?
学校で友達に「痴漢ってドイツ語でなんて言うの?」って聞いたら、
「そんなドイツ語ない!」とか言われて、
言葉にもなっていない珍しいものに遭遇した私って!
許せない!むかつく!むかつく!!
そいつの顔かなり覚えているので、今度見たら、はり倒します。
書けば書くほど、思い出せば出すほど、むっか~~~!ってくるし自分にも腹が立ってきます。
これからドイツに来られる方、気をつけましょう。 本当に珍しいけどごくたまに、ヨーロッパの強い女性達には相手にしてもらえず、アジア人や、子供になど弱いものに対して、変質的な行為をする人も中にはいると思うので、気をつけたほうがいいと思います。
そういえば1年前には、見せたがりの“きっしょ~い男”にも会いました。
あぁ~~~むかつく!!
ではまた
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
7月18・19日と、フローリスト訓練学校の卒業試験がありました。
今回は、なかなかうまく撮れてなくて申し訳ないのですが、いくつかの作品の写真を送ります。
そのほかには「基本のアレンジメント、花束、寄席植え」です。
そして、私の店の2人の仲間が見事合格し、卒業していきました。
これはかなり、サミシイです。
今まで、ドイツ語がわっけわからんときでも、彼らが私を助けてくれたし、いっしょに働いて、遊んで、しゃべって…って本当に楽しかったのに、もうお別れなんて。
やっと、ドイツ語がマシになったのに、やっと、プライベートの話とか(恋愛とかね)できるようになったのに…。
いろんなことが脳裏によぎります。
ある時は、年上だからって、とくに花の事に関して
“そんなんあんたにいわれんでも知ってる! ちゅうねん! ドイツ語がわからんだけや!” なんて、素直になれなかったり。
ある時は、すごく大きな声で客に文句言われて、半泣きになってたら、すぐに来てくれて私をかばってくれたり…。
“彼らの卒業は彼らの新しい旅立ちなので本当はすごく喜んであげるべき!”
でも、どこか私は、寂しかったりします。
最後は「笑顔で頑張ってね!!」ってお別れでした。
3人で撮った写真も送ります。
あと、2人とも「絶対美絵のホームページには載せんといて!」って言ってましたが送ります。
“サビーネとシモン”です。
この2人は忘れる事ができない人たちでしょう。
繰り返しますが彼らのおかげでいっぱい思い出ができました。
この2人だからこそ、私はここまで頑張って来れました。
そして、今、だいぶましなドイツ語をしゃべり、顔なじみのお客様もでき、挨拶や、世間話も楽しむ余裕ができてきました。
そんな時にもう“お別れ!”なんて、ホントにとっても辛いです。
しかし悲しんでばかりいられません。そうこういう間に、私には後輩ができるのです。しかも、卒業まではあと1年半。やる事、学ぶ事はもりだくさん!です。
頑張ります。
余談ですが、どうしても車の免許を取る必要があり、最近教習所に通っています。
私ったら、あいかわらず、やり過ぎです。
知ってます?みなさん、こっちはいきなり路上運転なんですよ。 しかも、ミッションやし、4回目で80KMだせって言われるし、標識、よ~わからんし、理解するまで時間かかるし、
トーマスに
「なにやってんねん!」って怒られるし…(トーマスとは教官です)。
トーマスごめんなぁ…。
でも、ここでも負けず嫌いなので、注意された事はすぐに体で覚えてがんばっています。 むかつく時は、
「なんやねん!!機関車ト~マス~~~~~~!?」
って、一人アホになりつつも、頑張る毎日です。
では、また。