日本に、一時帰国されていて、ちょうど大阪に来られると言う事で、社長からお誘いを頂き、色んなお話しを聞く事が出来ました。
江守さんとは、同じ時期に働いていたのですが、店舗が違った為、実際は一緒に働いた事がなく、ゆっくりお話するのも、今回が始めてで、すごく刺激になるお話を沢山聞く事が出来ました。
ドイツに行こうと思ったきっかけや、ドイツに行かれてからの努力。ドイツ語を覚える事、お花の勉強、お花の仕事…。そして、結婚のお話まで。
お話をして、まずの印象が、すごく気さくで話しやすい方で、とにかくパワルフ!
外国に行こうと決め、その目標に向かい、その夢を叶えるぐらいの方だから、パワフルなのは当たり前かぁ。
でも、特に『お花』への思いはすごく、同じフローリストとして、正直自分自身が少し恥ずかしく、改めて考えさせられる事が沢山ありました。
それは、今回お会いで来て、すごく刺激になった部分です。
江守さんが今いるドイツでの花の需要や、お客様から求められる事、日本で働いていた時とは違い、すごくシビアで厳しくもあり、でも、その中でのやりがいや、江守さんの人柄、センスが認められているのだなぁ…と思いました。
日本には、四季があり、季節ごとの行事や風習にまつわるお花があるのに、なかなか日本の花屋さんは、うまく提供出来てないんじゃないか❔
という様なお話がありました。
…確かに、行事や風習も、日本人自体おろそかになっていると言うか、なかなか根付いていないのも現実かなぁ❔とも思ったり…。
海外に住んで、改めて感じる日本の四季の良さ…と言うのは、日本にいる私達には普通で、つい忘れてしまっているんですよねぇ…。確かに!
そして、私達フローリストは、もっと花に対しての自身を持って、お客様に接して行けばいい!というお話もありました。
お客様が、もし『これがいい!』と言っても、『今日のオススメはこれ!』フローリストが言うのだから、間違いない!と自身を持って言えるくらいの、『押し‼』があってもいい…と言うお話もありました。
そして、日本の花屋さんは、入りにくく、買いにくい…。
外国で、感じる日本との違いが沢山ある様で、日本のいい所、悪い所、そんなお話も聞く事が出来て、改めて日本人として、フローリストとして…考えるきっかけになったと思います。
お花に対しての愛情、情熱がすごく自然で、でも、その気持ちは揺るがないという何か強いものも感じられて、本当にすごい方だなぁ〜っと思いました。
まだまだ、沢山お話したかったなぁ…。また、日本に帰って来られた時に、お会いする機会があればいいなぁ〜。
二度目の日記中断!!!
空白の5年間。。。2012年から2017年
この期間は、仕事を続けつつも、
いつか自分でやるためには、どーしたらいいのだろうか、いったいぜんたい・・・と
悩んだり、悶々としたり、何かを単発、短絡的に始めてみたりの日々でした。(いつものことか?)
ある日、ふとしたきっかけ、つながりで出会ってしまった
クリスティアーネに(http://www.oeko-und-fair.de/oko-fair/)一言、
試してみたら???と言われ、
えー!またそんな簡単に、あなた!!
と戸惑いつつも、
そっか、じゃ、試してみよう!
と思う、いつもの私。
そうして、ドイツ花人生第二弾、自分ひとりの青空市!が始動しました。
それが、2015年のことです。
最初は、
いやーん、お役所さんのところに行かなあかーん!
いやーん、税務署さんって!?
大体、買出しはどうすんねん??どんなブースにするん??
と、恐々、ドキドキ、でした。
それでも、もともとあまり熟考自体しない私は、
試してみる。ということを続けた結果、今に至ります。
そうして、これは、もう、夫である、ハンス・ルドルフさんにも大感謝なのであります。
彼がいなければ、
試してみる~~~。などという生活が不安定になるかも知れないことに、チャレンジすることもできませんでした。
唯一、きちんとしたことは、
1年間、大変でも仕事と両方やってみる。
でした。
それで、感触がつかめなければ、きっぱりやめると。
(まー。感触などという、曖昧なものを、つかむもなにもないかもしれないけど・・・
今までもそういったものからの判断でたどりつき、進んできた道だったので。)
感触がつかめたかなぁ~!
と思った私は、
ただいま、
雨にも負けず、風にも負けず、
雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもちたいと、思いながら、
一人っきりの青空市を、週3回、いろんな場所で開催しています。
ドイツ語では、Wochenmarkt(ヴォッヘンマルクト)といいますが、
毎週の何曜日かに、教会前の広場、学校の中庭、ちょっとした公共の広場などで、
いろんなお店が集まってきて、主に食料品を売っています。
お花は、それこそ、花をそえる~!な感じで、
特に、花がなくてもいいのだけれど、やっぱりお花はきれいだし、見るのも楽しいし、
と、歓迎されることが多いです。
そこに目をつける私、日本人は
毎朝青空市の日に朝早く買出しに行き、運び、車から、机やら、台やら、花瓶やらを
ごそごそ出し、お花を売っています。
大変です。
いちいち、出したり、しまったりをするほかに、お天気!
これがね。最大の問題。
まず、そこそこ暖かく、無風で、少しだけ太陽もででいる。雨なんかもちろん一粒もふらず、
みんなごきげ~ん!な日なんて、たぶん一年のうちで、10回もないはず!
なので、
ガンガンに日に焼けて、手首は腱鞘炎に、最近は首のこりにも悩まされてはいますが、
それでも、やっぱりお花はいいなぁ~。
と頑張る日々です。
本当にいろんな人たちに出会い、助けてもらい、応援してもらい、一人青空市も
開催できるようになりました。
これからは、いろんな人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、
また、突き進む時期がきたように思うのです。
ちょっと、体力が心配・・・
だけど、色々と経験し、覚えていくことは楽しい。
自分の体を大事にすることもしていきながら、
始まっている、青空市(雨あり、雪ありの)生活です。
2017.0727 mie